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ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射が適している症状やニーズの他、実際に期待できる効果やメリットもご紹介します。
こんな方におすすめ
- もっと頻回にヒアルロン酸注射を受けたい方
- 半月板損傷・変形性ひざ関節症の方
- 関節痛があるのに保険適応外で治療できない方
- 病院ではじめてひざの治療を受ける方
- スポーツ障害を予防したい方
3つの特徴
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- 副作用なしの低負担治療
- ひざの痛みを和らげる治療法として、広く提供されているのがヒアルロン酸注射。治療時間の短さも特徴的です。
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- 軟骨の保護で痛みを緩和
- ヒアルロン酸はひざ軟骨し、関節の滑らかな動きをサポートする成分。その作用からひざの痛み緩和が期待できます。
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- 炎症抑制にも期待
- 軟骨の保護や関節の潤滑の他、炎症を抑えるとも言われているヒアルロン酸注射。この点からも、痛みや熱感の軽減を目指します。
治療概要
ヒアルロン酸注射が何を目的とした治療か、ひざの痛みや関節にどう作用するのかを具体的に解説します。
目的と効果
痛みの緩和で運動療法をサポート
ヒアルロン酸には軟骨を保護する作用を持つとされていて、ひざ関節への注入では痛みの緩和や関節の滑りが良くなるといった効果が期待できます。また、こういった効果を目指すほか、運動療法(筋トレやストレッチなど)と組み合わせて、変形性膝関節症など病気の進行を遅らせるという目的も。整形外科では広く取り入れられている、一般的な保存療法のひとつです。
このヒアルロン酸注射を、当クリニックでは完全予約制で承っています。注射だけという短時間で完了する治療を、待ち時間なく受けていただけるので、お忙しい方でも可能です。
作用
関節液の潤滑を高める
人体の肩やひざ、肘にある関節と関節の間にはヒアルロン酸を含む関節液があります。この関節液には2つの役割があり、1つは骨と軟骨のこすれ合いを防ぐ潤滑油の働き。もう1つは外からの衝撃を和らげるクッション剤としての作用。しかし、外傷や年月の積み重ねで関節軟骨がすり減り、関節液内のヒアルロン酸が減少すると痛みの緩和やクッション剤となる弾力性も弱まってしまいます。そのため、関節液内の成分に近い薬剤のヒアルロン酸を補給注入するという物理的な治療で、その状態をフォローしているのです。
ヒアルロン酸注射の注意点(デメリット)
ヒアルロン酸注射をについて知っておいていただきたい注意事項です。
繰り返すと効果が弱くなる
ヒアルロン酸注射を打つことで、確かに痛みは緩和されます。
しかし、繰り返し打ち続けると、その効果は徐々に感じられなくなることが多いです。
これは、ひざの損傷具合がヒアルロン酸ではごまかしきれないくらい進行していることを意味しています。ヒアルロン酸によって関節の滑りが良くなり、その結果、一時的に痛みが和らいでいるに過ぎず、関節組織の損傷が治ったから得られる効果ではないということはご理解ください。
ヒアルロン酸注射は急場をしのぐ一時的な処置
ヒアルロン酸注射が効いているという状態は、言い換えれば「損傷が治っていないのに、痛みだけ感じにくい状態」であり、かえってひざを酷使しやすい危険な状態とも言えます。
ひざ関節を損傷から守るという観点で、私たちはヒアルロン酸注射はあくまで急場をしのぐ一時的な処置と捉えており、継続的に打ち続けることはお勧めいたしません。
国際的な基準だと、ヒアルロン注射の推奨度は低い
2013年に米国整形外科学会(AAOS)が改訂した変形性膝関節症に関するガイドラインによると「ヒアルロン酸の関節内注入は変形性膝関節症の治療法として推奨されない(推奨度:強)」と明記されています[1]。
また、国際変形性関節症学会(OARSI)でも 同様に、ヒアルロン酸の関節内注入に否定的な見解を示しています[2]。
ヒアルロン酸注射をめぐるこうした世界的な流れも踏まえ、当院ではMRI検査で各患者様のおひざの状態をきちんと把握し、その使用を慎重に判断したいと考えています。
ご予約から治療までの流れ
ヒアルロン酸注射の治療を受けるまでの手順や施術時間など、全体の流れを分かりやすくご紹介します。
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- 受診のご予約
- 当院は混雑や待ち時間をなくすため、完全予約制となっております。
電話受付時間 9:00〜18:00
(年中無休/完全予約制) -
- ご予約の確定
- 来院日時を確定し、診察当日のご案内が済みましたらご予約完了となります。
ネット予約の方には、追って当院スタッフよりお電話でご連絡いたします。
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- 問診・カウンセリング
- ご来院いただきましたら、まずはひざの痛みや違和感について、発症した経緯やこれまで行ってきた治療などをお伺いします。
- 医師に伝えて欲しいこと
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- 痛みの具合や
治療状況 - 痛む部位や程度、現在の治療期間などについてお教えください。
- 痛みの具合や
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- 困っていること
- 不自由な動作など、具体的な痛みの症状につてお聞かせください。
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- これまでの
検査結果 - レントゲンやMRI検査を受けた方は、画像をご持参ください。
- これまでの
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- 診察・コンサルテーション
- ひざの痛みの程度や動き具合なども、実際に細かくチェックします。これに問診の内容や検査結果を踏まえて、ヒアルロン酸注射が効果的かどうかを診断。また、治療の内容や流れ、注意事項を詳しくご説明します。
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- 治療日の確定
- ヒアルロン酸注射は当日に受けられる治療ですが、迷われている方は診断内容なども踏まえて再度検討いただけます。その場合、改めてご希望の日時をご連絡いただき、治療日を確定します。
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- 治療
- ヒアルロン酸をひざ関節内に注入。治療は10分程度で終了します。
よくある質問
ヒアルロン酸注射は何回ぐらい打てますか?
原則は5回程度ですが、当院は自由診療なので、厳密な縛りはありません。ただしむやみな継続投与は控えるべきと考えますので、ご状態に応じて適宜ご提案させていただきます。
ヒアルロン酸注射を続けているとどうなるのですか?
だんだん効果を実感できなくなってくることが多いです。これは、ひざの状態が徐々に悪化してくるためです。ヒアルロン酸によって痛みは和らぎますが、そのことがひざを酷使することに繋がり、結果的に状態の悪化を早めてしまうと考えられます。
ヒアルロン酸注射は痛いのですか?
適切に注射すれば、ほとんど痛みはありません。もし痛む場合は、注射する位置が間違っている可能性があります。
出典